Will-Can-Must思考で転職の軸を定めよう

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転職の軸に悩む・・・Will-Can-Mustで考えよう!

こんにちは!

転職する時に、あなた自身が何を大事にして転職活動をするかが非常に重要です。

以前の記事で転職でよく考えるべきチェックリストについて解説していますので、未読の方はぜひチェックしてください。

ただし、この記事では、それぞれのチェックリストの優先順位については触れていません。

今回はチェックリストの中からあなたが本当に大切にしたい項目を選ぶための手助けとなるツールとして「Will-Can-Must」の思考を解説します。

ピコ主任

いろいろ大事にしたい項目はあるけど、どう優先度をつければいいか分からない人は参考にしてください。

さらに、Will-Can-Mustで考えることで面接でも有利になる効果があるのです。

ぜひ一緒に見ていきましょう!

Will-Can-Mustで考える転職の軸

まずはWill-Can-Mustの考え方について基本となるポイントを見ていきましょう。

ビジネスシーンでのWill-Can-Must

Will-Can-Mustは主にビジネスマンが自らのキャリアパスを考える際に参考とする考え方です。

これからのあなたのキャリア人生でどう活躍していくのかを整理する方法として開発されました。

キャリアパスとしてのWill-Can-Must

  • Will:あなたがどんな自分になりたいか。
  • Can:あなたが持っているスキルや能力。何ができるか。
  • Must:あなたが企業や組織から求められているミッション。何をべきか。

これらの項目を見返しながら最終的に、組織とあなたの両者にとって最善の道を進んでいけるようにするための手法です。

たわしちゃん

自分が主体的に自らのキャリアを描いていくべきという思想が大切!

そんなWill-Can-Mustの考え方ですが、これを転職活動にも落とし込むことができます。

転職の軸としてのWill-Can-Must

転職活動においては、Will・Can・Mustの3要素を「軸の優先度づけ」として分類することができます。

転職活動としてのWill-Can-Must

  • Will:あなたが転職活動で希望する項目。転職で叶えたいことは何か?
  • Can:あなたがビジネスの場面でできることや持っているスキルは何か。活かせる能力は?
  • Must:あなたが転職で譲れない条件は何か?これが満足できないと転職する意味がないものは?

例えば、現職の年収が450万円の方が転職するにあたって、現職以下の年収はNG、可能なら100万円の年収アップをしたいと考える方がいたとします。

その場合のWillは「年収550万円以上」となります。

また、Mustは「年収450万円以上」です。

このように、年収という一つの項目でもWillとMustの2つの指標では異なる数字を入れることになります。

また同じ人が、英語の能力を活かした仕事がしたいと考える場合も見てみましょう。

その場合、Willに「英語を使った業務」が入り、Canに「ビジネス英会話海外勤務OKが入ります。

ピコ主任

必ずしもWill-Can-Mustのすべての欄がが全て埋まるわけではないので気を張らずに考えましょう。

以前紹介した転職の軸チェックリストの項目について、「自分だったらWillは○○、Mustは○○」や「私はこんなスキルがあるからCanに○○を入れよう」といったように、あなた独自のチェック表を作ってみましょう。

上の例はほんの一例ですが、他の項目についても自分なりにまとめることをお勧めします。

たわしちゃん

自分自身の棚卸しをする時のツールとしても使えます!

Will-Can-Must思考が面接で役に立つ!メリット3選!

Will-Can-Mustについて、転職の軸を考える上でのツールとして紹介しました。

ですが、Will-Can-Mustを使うことで転職面接でも有利になる側面があります。

その利点を3つ紹介します!

メリット1:要点を押さえて端的に説明できる

Will-Can-Must思考ではあなたの転職の考え方について1単語や短い文章でまとめる必要があります。

そのため、面接官に説明する際にも要望を端的に伝えたり、自らのスキルを簡潔に述べたりできるようになります。

ピコ主任

「収入は、550万円を希望します。恐縮ですが現職の450万円を下回る場合は現職を続けます。」とはっきり言えるようになります。

自分でも何を言いたいのか分からなくなることが多い方はぜひ積極的に活用しましょう。

メリット2:自らの強みを知るきっかけになる

Will-Can-Must思考で主にCanの要素に関わる内容です。

それぞれの項目について、あなたがどんなことができるかをまとめることに繋がります。

例えば、休みの曜日にこだわりがないのであれば「土日も勤務可能」であったり、英語を使った仕事に興味がある場合は「ビジネス英会話可能」であったりと、それぞれの項目ごとに自らの強みが出てくる可能性があります。

たわしちゃん

強みを「特技」「スキル」と捉えるのではなく、会社にとってメリットとなる要素と考えよう!

ピコ主任

休日勤務可能、転勤OK、黙々と取り組む仕事OK、など、意外なことが企業にとって利点に捉えられることがあります。

ぜひ、ちょっとしたことでもあなたの強みになりうるという考えを持ってWill-Can-Mustを活用しましょう。

メリット3:不明確な点は逆質問に使える

基本的に、自分のWill-Can-Mustリストがどのくらい満足できているかはそれぞれの企業ごとに事前調査して埋めていきます。

ですが、調べても分からない項目があるかもしれません。

例えば、女性社員の割合や、海外勤務の割合や赴任先情報など、部署によって異なる情報はなかなか見つからないことが多いです。

その情報があなたにとって重要である場合は、ぜひ逆質問でどんどん尋ねていきましょう

逆質問については以前の記事でも書きましたが、面接の締めくくりとして重要な意味を持っています。

逆質問のネタとしてWill-Can-Mustの穴埋めをすると事前準備が捗りますし、あなたにとっての転職の重要な要素を確認する機会になります。

これを聞いておけばよかった!」「ここ曖昧なままだけど、実際どうなんだろう・・・」といった不安を抱えたまま内定をゲットするより、完全に不明点を払拭して内定を獲得できるよう、Will-Can-Mustを使い倒して面接で聞き逃さないようにしましょう!

まとめ:Will-Can-Must思考は自分の整理につながる重要な作業!

Will-Can-Must思考は、転職活動をするための事前準備の段階で考えることが多いですが、最終的には面接でも役に立つ非常に重要な思考法です。

まずは転職の軸チェックリストを参考に、できる限り項目を埋めていきましょう。

その上でよく分からない点や自分の中でも整理ができていない点があれば、エージェントに素直に相談してみましょう

あなたが持っていなかった新しい考え方や価値観などを紹介してもらえることでしょう。

Will-Can-Must思考を存分に活用して、あなたの転職活動が上手くいくことを願っています。

それでは!

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