家族に転職を理解されない時のアプローチ4選

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【状況別】転職活動の相談が上手くいかない時の対処法4選!

こんにちは!

転職活動をする時は、家族に相談してスタートすることが一般的ですが、そこで思うように同意が得られないということはありませんか?

以前の記事で、転職活動を家族に伝えるための4ステップについて解説しています。

4つの段階に分けて順を追って家族に話すことで理解してもらえる可能性が高くなるというものですので、まだ見ていない方は参考にしてください。

今回の記事はこの内容の補足です。

つまり、4つのステップの途中で思うような反応が得られなかった場合、どうすれば良いかについて説明していきます。

ピコ主任

家庭の数だけ考えはあります。必ずしも想定通りに行くわけではないことを理解して家族にお話しましょう。

ステップ別解説!転職活動の相談が上手くいかない時の対応

まずは以前の内容のおさらいです。

転職活動を始めたいことを家族に伝える際には、次の4つの手順で説明しましょう。

  1. あなたの現職での状況を伝える
  2. あなたが考える理想の生活を共有する
  3. 現状と理想のギャップを認識する
  4. 条件を整理して転職活動のスタートを相談する

以上の流れで話をしたとして、お相手の方からのカウンターが来ることがあるでしょう。

ケース1:現職が大変だと思わない

まず、あなたの今の職場の話をした時に想定される話です。

・そんなに大変な仕事ではないはずだ

・自分も似たような状況で頑張っている

というような意見があるかもしれません。

まず、あなたの状況を100%理解してくれることは難しいということを受け入れてください。

また、相手の方も仕事にせよ家事にせよ努力しているということはきちんと認めてあげましょう。

その上で、あなたは今どんな状況で、その状況は改善しそうなのかについて聞いてもらいましょう。

ただしここでは誰かの愚痴を言うのはNGです。

愚痴ではなく、あなた自身のことについて話すことを心がけるのが良いです。

興奮して話さず、落ち着いて丁寧に話をするのがきちんとした対話につながります。

ケース2:理想の生活像のズレ

続いてのシチュエーションは、ステップ2で家族の理想の生活像を話す時です。

  • 私はその生活が良いと思わない
  • 今は安定した暮らしを重視するべきだ

といった反応が考えられます。

生活観のズレは非常に重要な問題です。

なぜならもしあなたが転職することができたとしても、それが家族全員の幸福につながらない可能性があるからです。

転職することはあなただけでなく、あなたの周りの人にも少なからず影響を与えます。

あなたにとってのメリットが周りの人のメリットとイコールではないかもしれません。

あなたにとって重要ではないことが家族にとっては大切にしたいことかもしれません。

それを誰よりも分かってあげられるのは他ならぬあなた自身です!

転職の相談をするときはややネガティブな雰囲気になりかねません。

相手が「こんな生活は良いと思わない」と言うのであれば、「どんな生活がだったら良いかな?」とプラスの意見を聞くことを心がけましょう。

「なんで?」や「そんなことはない」という否定のニュアンス漂う言葉は極力避けて、自分たちの進みたい目的地を意識できるような会話を目指しましょう!

ケース3:転職活動の軸(条件)が合わない

最後のケースは、いざ転職活動をするにあたって、何を大事にして転職活動するかの軸が家族で異なる場合です。

これはケース2で理想の生活像がズレていると起こりやすい話です。

例えば、あなたが通勤時間を短縮したいために家の近くで勤務したいと思っても、相手は比較的給料が多い都市で働いてほしいと思うかもしれません。

また、たくさん働いて給料を多くもらいたいと考えたとしても、家族はもっと家庭や家事に関わってほしいと感じているかもしれません。

結局のところ、ステップ2でお互いの理想像を共有できたとしてもいざ具体的な条件出しの場面になると異なる意見が出てくるものです。

こんな時は、結論を焦らないことが大切です。

ここまで話を聞いてくれた家族ですし、あなたも丁寧に話をしたと思います。

その上で出てきた意見の相違は、互いに本当に大事に思っていることのはずです。

一度時間を空け、改めて別の日に話をしようと提案するのも良いでしょう。

また、一見違う意見でもよく話し合ってみればお互い重なっている領域があるかもしれません。

先ほどの例でいうと、あなたは通勤時間を減らしたい、相手は収入を多くもらって欲しいという点は両立できる可能性が大いにあります。

無理にどちらかの意見を押し付けるのでは無く、お互いに歩み寄れる点は無いかな?と考えると意外に良い結論になるでしょう。

まとめ:転職活動の相談は焦らずゆっくり

転職活動の相談は本人にとっても家族にとっても大きなイベントになります。

話をされる側からするといきなりの話で驚くことも多いと思います。

時には「この人は家族のことを考えているのか?」と疑問に思われることもあるかもしれません。

あくまでもあなたは家族のことを考えて転職活動を行うのだということを最前に出して話をすることを忘れないでください。

また一度ではまとまらなくても何度も時間をかけて相談するようにしましょう。

ここで丁寧に納得のいく結果を出せれば、今後のあなたとあなたの家族が今よりも豊かな生活を送れるに違いありません。

焦らずゆっくり進んでいきましょう!

それでは!

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