家族が転職を応援してくれる伝え方

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【配偶者ブロック】転職活動を家族が応援してくれる伝え方4ステップ!

こんにちは!

転職活動をするにあたって、旦那さんや奥さんから反対されたことはありませんか?

いわゆる「旦那ブロック」「嫁ブロック」と呼ばれる転職への反対意見です。

きちんとお互いが納得しなければ、転職した場合、しなかった場合どちらのパターンでもしこりが残る可能性があります。

ピコ主任

夫婦で共同生活をする上で、配偶者との意見を一致させることは非常に重要です。

そこでこの記事では、転職しようとしたけど夫から反対される、妻から反対されるのではという場合に、どんな伝え方をすれば納得してもらえるかを解説していきます。

転職の反対理由は?よくある理由3選

まずは転職に反対された際の理由について、ランキングトップ3の内容を見ていきましょう。

参考にしたのは2023年3月のビジネス記事です。

第3位:肩書き・ネームバリューがなくなる

名前の通った大企業勤務だったり立派な肩書きがある役職だったりした場合、転職することで肩書きがなくなってしまうことが受け入れ難いと感じる方が多くいます。

例えば、友人同士の会話で「〇〇で働いている旦那」や「〇〇の役職持ちの嫁」と言えなくなることが嫌だと感じるケースです。

大手企業から地元の中小企業勤務になる場合や、中小企業の役職持ちから大企業の社員になる場合など、多くの場面が考えられます。

第2位:年収が下がる

第2位に挙げられたのが「年収ダウン」です。

当然、年収が下がることで生活に対する不安は出てくるでしょうし、今の不自由ない生活が変わってしまうかもしれないという恐れがあるでしょう。

子供がいる家庭では家族全員を養うために必要なお金や教育資金が足りなくなるのでは?と考える配偶者もいるかと思います。

やはり金銭面の不安は転職での大きな要因になることが分かります。

第1位:転職自体に良くない印象がある

最も多くの理由として挙げられたのが「転職に良いイメージがない」です。

これは昔から「転職は逃げ」や「転職すると大変になる」といったイメージがあり、その印象を抱いていることが多いパターンです。

基本的には今の生活に比較的満足しており、リスクを考えると不安になるといった方が抱くイメージです。

また、他の理由として「勤務地が遠くなる」「福利厚生が悪くなる」「転職先の将来性に不安がある」などが続きます。

ピコ主任

具体的な理由からなんとなくといった理由まで、転職への反対には多種多様な背景がありますね。

配偶者ブロックへの対処法!

ここからは転職活動を反対された場合、どんな手立てがあるのかを見ていきましょう。

順番に読むことであなた自身が転職活動をする意義について再確認できるようにもなっています。

これからのより良い家庭生活のために役立ててください。

ステップ1:あなたの現職での状況を伝える

まずはあなたが現職でどう感じているのかを整理して、家族にきちんと伝えましょう

重要なのは、ある程度具体的な状況を出すことです。

部長からのプレッシャーが大きく耐えきれそうにない」や「ルマを達成するためにたくさんの残業が必須でこれからも変わることがない」など、どんなことがあって現職で仕事を続けることが難しいのかを伝えましょう。

ピコ主任

自分が仕事をする上でどんな悩みがあるかを主観でよいので語りましょう。

ステップ2:あなたが考える理想の生活を共有する

次に、あなたにとってどんな働き方をすることが、家族にとって良い結果になるのかを共有しましょう。

基本的に定時で帰り、子供の面倒を一緒に見たい」や「給料を上げて生活を楽にしたい」といった、あなたが考える家族の幸せなイメージを共有します。

ここでは必ず、あなただけの話ではなく家族全員の幸せを考えて伝えてください。

ピコ主任

できる限り、配偶者が考える家族の理想イメージと近いビジョンが描けると良いです。

ここで、ステップ1とステップ2において避けて欲しいことがあります。

それは、たくさんの数字を出したり客観的なデータを述べたりすることです。

転職活動を相談するときにしてはいけないNG行動については別記事でまとめていますのでそちらも参考にしてください。

ステップ3:現状と理想のギャップを認識する

ステップ1であなたの現在の状況を伝え、ステップ2で家族の理想イメージを共有したところで、その間にはどんなギャップがあるのかを家族で認識しましょう。

「理想と比べると、残業時間がネックになっている」や「仕事から帰ったら思うように心身のゆとりが持てていない」など、どんなことが理想の家庭生活を阻んでいるのかを明示して家族で認識しましょう。

ピコ主任

ここも家族で同じ意見になることがポイントです。独りよがりにならないように気をつけましょう。

ステップ4:条件を整理して転職活動のスタートを相談する

ステップ3までで家族の見解が一致できた場合、最後に転職活動のお願いをしましょう。

ただし、これは一回で合意するものではないと考えて話しましょう

なぜならあなたにとっては転職についてよく考えてから出した話題であっても、相手にとってはいきなりの話で、それがどの程度本気なのか、どこまで考えているのかが分からない場合が多いためです。

まずはちょっと相談させて欲しいという体で切り出し、また相談するかもしれないと言って複数回の話し合いの場を持ちましょう。

ピコ主任

あなた自身は今まさに苦しんでいるかもしれません。ですが最終的に転職して良かったと、家族みんなが思えるために、無理のない範囲で一度時間を空けるのが良いでしょう。

あくまで「相談」「お願い」と言った形で切り出し、一方的にならないように心がけましょう

ステップ1〜3までで家族で大体同じ価値観を共有できている場合は、あなたの転職活動を後押ししてくれる結果になるのではないでしょうか。

また、転職活動を行うにあたっての軸を明確にして条件としてまとめましょう

もしこの流れで上手くいかない場合は、別の記事でステップごとの対応方法をまとめていますので参考にしてください。

家庭の数だけ考え方はあります。

全ての場合がこのステップに当てはまるわけではないので、もし理解が得られなくても焦らずゆったり構えましょう。

ピコ主任

家族みんなが幸せになるための転職だとあなた自身が信じられなければ、最終的に後悔するのはあなたかもしれません。

たわしちゃん

自分自身の考えを整理する意味でも、このステップの内容を自分の言葉で表してみよう!

まとめ:転職活動のカミングアウトは相手のことを考えて伝えよう

この記事では転職活動を行うにあたって、どう伝えれば家族が納得してくれるかを解説しました。

あなたから見た自分の転職と、家族から見たあなたの転職との間には、異なる見解ができるものです。

お互いがお互いの考えを認識し合い、転職活動を心置きなく進められるよう、きちんと何度も繰り返し話し合ってくださいね。

転職したことで家族みんなが幸せになった、そんな結末になるよう願っています。

それでは!

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